火葬場で 

有難い事に、僕にはバラナシに2人のラーガ奏者の師匠がいる。

シタール奏者のSri Dhurvanath Mishra師匠と声楽家のPt.Devashish Day師匠だ。

そのうちの声楽家であられる師匠の師匠、つまりPt.Pashpatinath Mishra師匠が先日亡くなられた。


師の存在は本当にバラナシの音楽家の世界の大きな大きな支柱で、誰からも敬愛され、多くを残された方だ。

朝の9時からハリスチャンドラガートの火葬場には、多くの偉大な音楽家やファンが集まった。


僕の声楽家の師匠は自身の海外のコンサートに出ていて、ここには来れない。

この事を思うだけで胸がとても痛い。

師匠が自身の師匠の事を語るとき、そこにはいつも揺るぎない敬愛の念があったから。



僕は火葬場で、もう魂が過ぎ去ってしまった冷たい御足に触れ挨拶した。

思えば、僕のバラナシ生活の中で何度か師のコンサートがあったにも関わらず、僕はその全てに足を運んでいない。

一体、その時、それ以上に優先するべき何があったんだろう。

後悔の念が絶えない。



僕の初めて触れるあなたへのプラナームは、もう届かなかったでしょうか。

どうか、どうかお許し下さい。

何が大事で、どうやって歩めばいいのかも未だにひとつも分からない駄目な自分です。

今更になって、あなたの御足に触れる愚かな自分をどうかお許し下さい。



気づくと長い時間、流れる涙と共に、火葬の儀式を前列で見ながら立ち尽くしていた。

自分へ後悔。2度と師の声が聴けない。人並みにいろいろと思考が巡った。

火が付く時、盛大にシヴァの御名を讃え、逝く魂に誠実に全身全霊で祈る。

燃えゆく身体は何も言わない。

でも、皆の父の声がこの時聴こえた気がした。これらは幻聴でもいい。




恐れることはない。


皆が通っていくんだ。


私は何処にも行かない。


逝く時が来たんだ。


ごらん。


どれだけの子達のハートの中に私が通った音が生きていることか。


私にも、皆にとっても、準備は出来たんだ。


逝く時が来たんだよ。


ほら、君のハートにも、、私はいる!



前列から振り返ってみると、あらゆる偉大なミシュラ家の音楽家や他の偉大な先輩方が大勢いて、涙を流しながらも、はっきりした意識と力で立っていらした。


すごい。


本当なんだ。


言葉で聞いてきたような物語のそれは、本当なんだ。


師は燃えゆく中でも、愛と教えを垂れてくださった。


世界に残される我々は、まだ学ぶことができる。


師よ。


もし、僕のような者でもお許し下さるなら、どうかこの礼拝を絶え間無く想い続けれるハートをお与えください。


そして、今やインドや世界中のあなたの子供がインド文化を通じて学び生きる、そのどの行く末にも、あなたの智慧と祝福をお与えください。

いつもありがとうございます。

どうかどうか安らかに。

合掌

FC2 Management

シヴァラートリの詩 

シヴァラートリの日、乾季のバラナシには祝福の雨が降りたちました。

強烈なシヴァ信仰の聖地・バラナシではいつも、この日は異様なムードに包まれます。

今年も去年と同様に、信仰的な熱気を帯びた街を眺めながら、ボートで移動し、ガンジス河の水面とほぼ丁度の所に存在する、遠くの由緒ある寺院での演奏会で演奏させて頂きました。



船上での移動中、、、


強烈な至福の嵐。


それはボートで音楽家の仲間と楽しく話していたにも関わらず、僕は外界を半分失い、以後、目的地まで沈黙の内に留まりました。



黒雲。


雨。


稲妻。


光のフラッシュ。


風。


波。


船の浮遊感。


灯籠。


祈り。


ガンガー。


静かな舟漕ぎ。


各ガートから鳴り響くヴェーダ詠唱のリレー。


信仰。


シヴァ。


愛。


遠のく世界。


この移動中の至福感は言葉になりません。

でも、この時降りてきた詩を今、整えてみたので一応書き記してみます。


ーーーーーーーーー


おお、舟漕ぎよ


いったい何処へ向かうというんだろう


ここ以上に向かう先があるものか


僕らは今、母なるガンガーの上に在るというのに


舟漕ぎは知っている


彼は何処にいて、何処に向かうのかを



おお、シヴァよ


いったいどれほど、あなたは慈悲深いのか


祝福の雨露で、船の中にまでいっぱいにそれを満たすとは


僕らは今、母なるガンガーの上に在るというのに


舟漕ぎは知っている


彼は何処にいて、何処に向かうのか、全く知らないという事を



今日はシヴァラートリ


黒雲は稲妻ととも光り輝き、その輝きを受けて水面は命を帯びて波打つ


父は激しくナタラージャを舞っておられる


母は歓喜で溢れかえられた


祝福を


全てのものに祝福を


舟漕ぎは知っている


舟漕ぎは知っている

はじめはみんなが歌っているのを、隅っこで座って見ている。 

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higashike ani


mina nade uta




はじめはみんなが歌っているのを、隅っこで座って見ている。




彼にとって、彼女にとって、見ているだけで、十分だから。




ほどなくして誰ともなく、皆が歌っている神の御名を丁寧に書いてくれる。




そうすると、今度はみんなと一緒に心の中で歌ってみたくなる。




ほどなくして、今度は自分も声に出して歌ってみたくなる。




もしくは、自分の意思とは関係なしに、もう歌いだしてる。




彼が、彼女が、声に出してみんなに混じって歌うと、それを聴いたみんなは泣けた。




ずっと待っていた彼らが歌いだしたんだ。




そのこだまする歓喜の歌声の中に、自分の声も聴きとると、彼も、彼女も、また大いに泣けた。







ああ、今まで何をしていたんだろうね。




これ以上のものがありますか。




そりゃあ、そうだ。




歌わずにはいられない。




踊らずにはいられないだろう。




愛と至福の中では。




皆そうなる。




rama krishna


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chai nado

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変わりたい。と思う。 変われない。とも思う。 

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bholanath ji


ganga hinode


tulasi gart


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変わりたい。 と思う。


変われない。 とも思う。




でも、そうくすぶり出してる自分は、何が障害で何が大切なものか、もう既に良くご存知だね。



時間は止まらない。


時間は止まらないね。




変わる事で失うものは、変わることで得るものより大切だろうか。



変わることで失うぐらいのものが、それなりの覚悟を持って挑むものより大切だろうか。




自分を繋ぐあらゆる関係性を言い訳にしたとして、それを聞く全ての人は『 仕方ないよね。』と言ってくれるね。



でも、ただ一人の自分だけは何もかもご存知で、やっぱりすっきりとはいかないね。




時間は止まらない。


時間は止まらないね。




ね。



変わりたい。  と思う。



変われない。  とも思う。




ねえ。


どうだろうね。




変わりたい。



変われない。



変わりたい。



変われない。





マハークンバメーラもあった2013年の今年。



今年も地球上では多くの事が起こっては、通り過ぎていきました。



世界が立ち現れる原点である自分。



ずっと変わりたかった自分。



ずっと変われなかった自分。



強く強く自分を信じたら、やっぱり少しずつ変わり始めることができました。



あなたのおかげです。



ありがとう。



仲間はいつだって後押ししてくれます。



神様はその先にもいらっしゃるが、どんな道の途中でも愛を持っていろいろよこしてくださるようです。



大丈夫。



本当にありがたいよ。




変われる事。


それは最も美しいものの内の一つだね。


変われるってことは、僕たちは無形なんだよ。きっと!


ほら、どんどん変わっていくよ!


無形の僕たちは自由だよ!


ほんとうさ!


変わってきたんじゃないか!


世界も、僕たちもどんどん変わる!







今年も大変お世話になりました。



来年も皆様と互いに、明るく元気な笑顔でお会いできますように。



もっと変わった自分で。



愛と至福の中で。



じゃあね。またね!



Gumi


chai nado


krishna zou


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sensei tati


ty airi 2

Tysan to koten

mina mina





1月末のバラナシでの演奏予定 @ Inter National Ashram Center 

滞在期間中、バラナシで毎月演奏の機会を頂いている所での演奏ですね。


 4日間ぐらいの連日フェスの1プログラムとしてブッキングが決まっています。

 日程は間近になりますが、バラナシなど滞在予定がある方は是非どうぞ。

 1月末というのは決まっています。

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